一帯一路フォーラム

【北京出張報告1 ~「一帯一路フォーラム」習近平国家主席との会見への参加】

 5月12日から16日まで、二階先生に随行して中国・北京に出張して参りました。出張の目的は、中国政府が力を入れる「一帯一路」構想に係るフォーラムへの出席です。

 これは、習近平・中国国家主席の提唱により、インフラ整備を中心としてユーラシア大陸の東西を連結する構想です、フォーラムには、100か国を超える代表が集まり壮観なものでした。

 
 構想の規模自体は、1000億元の追加出資ということでしたから、日本円に直すと20兆円弱。融資の「枠」も含めての数字ですから、実際の財政資金(いわゆる「真水」)に直すともっと少なくなる訳で、これは日本が時々に実施する経済対策とそう大きくは変わりません。中国の経済規模を考えると「意外とケチだな」というのが正直な感想です。

 とはいえ、習氏の演説の最中、お金の話に触れられた折には、参加者から拍手が起きるなど、特に途上国を中心として、中国の資金力に対する期待感を垣間見ました。

 他方で、我が訪問団の移動の際には、パトカーの先導はもとより、一帯に交通規制をかけるなど、共産党大会を前にして、是が非でもフォーラムを成功させたい中国サイドの日本の参加に対する期待は相当強いものがあると実感しました。

 今年は日中国交正常化45周年記念もあり中国との関係改善の好機です。また北朝鮮問題の深刻化や、これを受けて進行しそうな米中関係改善の動きなどもあります。

 軍事大国化は日本にとって厄介な問題ですが、「引越しできない隣国」(習主席)であり、かつ、巨大な経済大国ですから、日本としても、感情に走らず、冷静な目をもって接していくことが必要だと思いました。

From 衆議院議員 長崎幸太郎 Facebookより


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