志帥会訪中団奮闘記 その4

 ~ 中朝の国境の町・丹東にて、北朝鮮問題を考える ~

 丹東市では、まず、同市共産党委員会の李副書記を訪ね、意見交換をする機会を頂きました。《写真上》

 副書記からは、丹東市の概要、近年、高速鉄道をはじめ広域交通ネットワークが整備され観光地としても伸びていること、他方で中国東北部全体の経済的苦境の影響を受け、経済的には厳しい状況にあること、それゆえ日本の経済協力に期待する旨のお話がありました。
 
 これに対して、私から、昨今の核実験やミサイル問題などで北朝鮮に対する国際世論は厳しさを増していることについて、所見を求めたところ、副書記は途端に厳しい表情を見せ、「北朝鮮とは長い交流を有する古い親友。最近の諸問題については国連決議に基づいて接していく」といった形式的答弁でした。

 その後、国境地帯を視察しましたが、大勢の観光客で賑わっていたことに驚かされました。また、鴨緑江の両岸での経済発展の落差も大変印象的でした。

 現在、国連では北朝鮮の核実験やミサイル問題について、制裁が検討されていると思いますが、これを実効的なものとする上で、中国の協力は欠かせません。しかしながら、前述したように、丹東市と北朝鮮の経済的結びつきや同市を含む中国東北地方の経済的苦境に鑑みるに、ここら辺の何等かの配慮が必要となってくるのかもしれません。

 いつの日か、北朝鮮が真っ当な形で国際社会に復帰した際には、ここが経済開発の最前線として賑わうかもしれないなぁ。。という思いを抱いて同市を後にしました。
 
 ≪写真下;観光客で賑わう国境地帯と国境にかかる橋を往来する北朝鮮のトラック≫

志帥会訪中団奮闘記

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From 衆議院議員 長崎幸太郎 Facebookより


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