躍進の集い2008(ごあいさつ) ~グランドプリンスホテル赤坂

本日、ご多用のなか、大勢の皆様にお集りいただき、心より感謝申し上げます。
ありがとうございます。

私の好きな言葉に、孟子の一節があります。
「天下の広居に居り、天下の正位に立ち、天下の大道を行う。志を得れば民と共にこれに拠り、志を得ざれば独りその道を行う。富貴も淫することあたわず、貧賤も移すことあたわず、威武も屈することあたわず。之を之、大丈夫という。」

若干、くどいかもしれませんが、その意味するところは、「天下の正しい位置に立ち、正々堂々、正しい道を歩む。皆様に支持されれば、皆様と一緒になって、その道を歩み、支持されなければ独りでもその道を歩む。富や地位にも惑わされず、脅しにも屈しない。こういう人物を真の男という。」
これは、私が高校時代に最も感銘を受けた言葉であり、政治家としての指針でもあります。

私は、政治家は、これまでのような名誉職であってはならないと考えます。

名誉職であれば、その地位にしがみつかんがため、時として多くの有権者の皆様の期待を裏切り、また、時として大衆迎合に陥る危険性もあります。

私が理想とする政治家の姿は、行動と闘争の政治家。
国家国民のため、日本国の未来を掴むため、先頭に立って行動し、闘う政治家であります。

最近、たまに道路特定財源問題でテレビに取り上げられることがあります。
時として、このテレビをご覧になった方から、「守旧派、抵抗勢力」とのお叱りを頂くこともあります。

しかし、私の地元は、地域の将来像を描くためにも、また、富士山噴火の際に住民の命を守るためにも、最大のボトルネックたる貧しい道路インフラを改善することは、政治家の使命であり、孟子の言葉にある「天下の大道」であると考えています。

そして、道路整備を行うためには、財源が必要であり、その財源を確保するためには、暫定税率の維持が必要不可欠です。

中には、「暫定税率も下げます。でも、道路も造ります」という政治家もいらっしゃるようですが、代替財源の具体的提案もないままにそのような主張をすることは、私に言わせれば、それは選挙に受かりたいがための「大衆迎合」であり、「ウソつき」です。
政治家は、ウソをついてはならないと思います。

先日、選挙区外のとある海辺の観光地に機会があって、訪れて参りました。
そこでは、ホテルの建物の中に、宴会場は勿論、2次会のカラオケ、〆のラーメン、翌日のお土産まで全て、一つの建物の中で完結し、町に観光客を出さない仕組みになっておりました。

この結果、そのホテルは栄えていたようですが、かつて日本有数の観光地と言われたその町全体は衰退ムードに包まれております。

私は、このような状況は、現在の我が国全体が置かれた状況を象徴しているのではないかと考えます。
東京だけ、中央だけの繁栄は、決して長続きしません。

もちろん、中央がメイン・ステージとして栄えることは大切ですが、中央の繁栄は、地方から多様性が供給されて初めて持続可能なものとなるはずであり、その多様性の供給源たる地方が衰退すれば、早晩、中央或いは国全体の衰退も始まると考えます。

その大切な地方が、今、不況と絶望感に蝕まれております。
私の地元・山梨も残念ながら、その例外とはなっておりません。
道路問題に限らず、地域のために闘うことは、ひいては日本国全体の発展につながることと、私は信じます。

3年前の選挙において、私は、地元の皆様に「山梨2区に骨を埋めます。
40年間、地元と日本国のために頑張ります」ということをお約束いたしました。
そして、私の地元・山梨2区の皆様は、ヨソ者で、どこの馬の骨とも知れない自分を信頼し、地元の未来を託して頂きました。

当時、長崎を支援するということは、正直申し上げて、地元の既存の秩序に反旗を翻すに等しい行為でした。
にも関わらず、多くの方々が、時には仕事や生活を賭けてまで、私を支えて頂きました。
そして、当選後におきましても、一昨年は2,966名、昨年は5,698名の方に自民党員にもなっていただきました。
いずれも、全国一の成績を頂戴しました。

このような御期待に応えること、そして、その御期待の基礎となっている信頼、そのまた基礎となっている「山梨2区に骨を埋めます」という公約は、私は、喩え殺されることがあろうとも守り抜く決意です。

本日は、山口2区補選の告示日であります。ご承知の通り、山口2区は、私の心のヒーローであります高杉晋作の郷里です。

高杉晋作のクライマックスは、四方を俗論党と言われる既存勢力に包囲される中、少数の同志とともに、功山寺に上り「これから長州男子の肝っ玉をご覧に入れます」という名セリフを吐き、維新回転の第一歩を踏み出したところにあります。

ところは山口と山梨で変わりますが、私も来るべき大勝負に向けて、5,700名の同志とともに「甲州男子の肝っ玉をご覧に入れます」と宣言させて頂くとともに、山口2区の山本繁太郎候補のご支援も併せてお願いし、本日の御礼のご挨拶に代えさせていただきます。ありがとうございました。


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